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挿し木育てて、心の安らぎを [大好きな趣味]

挿し木育てて、心の安らぎを
私の年間の仕事は、自坊の法務・宗務所主催事業や組寺院への行事参加等・境内の松4本の手入れなど多忙な毎日を過ごしております。( 境内の除草・落葉樹の剪定・畑の草取り等は、夫婦で力を合わせて作業を進めています。)

それでも 唯一の趣味である、盆栽の手入れ・挿し木作業は 春から梅雨時に時間を割いて無心になって頑張っています。この時間帯は 私にとっては、夢でもある「ささやかな緑化活動」に結び付ければ幸いであると思っております。又 私自身の「心の安らぎを覚えることが可能な時でもあります。

この営みは、教員仲間から手解きを受け30歳頃から今日まで続いています。大きな鉢を購入し、その中に鹿沼土を適量に入れ 水を十分に含ませておきます。次に挿し木にしたい、庭木の枝を切って(2~3年経過した処を穂にする)約長さ10cmくらいの穂を用意し水につけます。そして 鋭利な剪定鋏で、穂の根元を斜めに切って鹿沼土の中に差し込みます。そして予め用意した穂を同じ要領で差し込んでいきます。最後に水を十分にやって終了です。大切なことは、毎朝涼しいうちに愛情を込めて水遣りを忘れないことです。冬季でも時折水を遣りましょう。来春になって、それぞれの穂から新芽が出てくれたら大成功です。その時の感動は言葉には言い表せません。

根付いた穂から緑の葉が茂るようになっても、3年くらい鉢の中で水だけで育てます。その頃には根も十分に育っていることでしょう。私の場合は、幸いにも近くに畑があるので6月の梅雨時に移植して大きく育てます。やがて 適当な大きさになったら、植物愛好者に話しかけ、ニーズに合ったものを差し上げております。

最近は 花物の挿し木に興味を持ち、主に「1尺藤・つつじ類・紫陽花」を選んで挿し木を育ててきました。「1尺藤」は大きい鉢に植栽し、固形の油粕を適量に与えてやります。やがて 花の時期になると、お寺に来た人達が観賞してくださいます。又 希望者には、気持ちよく差し上げています。
今年は、蕾をつけた「紫陽花」10本を大き目な鉢に定植しました。これからもいろいろな紫陽花を、もっともっと増やしていき「鉢紫陽花寺」にしたいと願っています。

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