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妙見堂の由緒 [朝のおつとめ等]

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妙見堂は、古昔(こせき)宗祖日蓮大士錫(しゃく=錫杖の略。僧侶・修験者の持つ杖。頭部は
錫「すず」で作り、数個の鐶(かん=金属製の輪)をつける。錫杖の徳をたたえ、声明を歌唱しながら錫杖を振る。)を曳かれし旧跡につき村内(小黒坂村)醵合(きょごう=多くの人が金銭を出し合う)し、国家安穏のために堂宇を建設せり。時 信徒僅かに数名を出でざるも、天明の頃より(天明元年=1781年)逐日(ちくじつ=日がたつに従って)群集(ぐんしゅう=)むらがり集まること)し、自今(じこん=以後)信徒数百名に相成りたり。

妙見堂の規模等
1、 堂宇・・・間口2間、奥行3間。
2、 境内・・・54坪
                          (古文書に依る)
 ・天明年間に建設された堂宇は、木造で藁屋根でありました。ここに掲載された妙見堂の写真は、昭和26年頃 小山区の檀徒 深沢慎太郎総代が 堂宇の老朽化を深く愁嘆し、一念発起し深沢家先祖の追善菩提のために浄財を寄付されました。その結果 屋根はトタン葺き、壁はモルタル形式、入り口や窓は ガラス戸となり景観を一新しました。   

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